もし、お店の入りやすさにランキングがあれば、間違いなく生駒で、いや奈良県で入りにくいお店ランキングのトップ5にはランクインするであろうお店をご紹介します。
普通と準急しかとまらない小さな駅、東生駒駅から南へ5分ほど。
168号線の旧道(狭い方の道)を進み、右手に見えてくる
udon cafe 武家
うどん屋さんだとわかるのは扉の横に小さく「うどん」と書いたただこれだけ。
一見すると民家。通り過ぎてしまうような佇まいはうどんの本場・香川の小さなうどん屋さんのような雰囲気
(香川ではこういったところに結構名店があるんですよね〜)
夜は要予約という点も入りにくさのハードルをより高くしています。笑
看板がないので入るのにはちょっと勇気がいりますが、入るとこんな看板が。
とんだ見かけ倒し‼︎
電話があればいつでも開けてくれるという超人的にフットワークの軽いお店でした。(これまでどうして勇気を振り絞って入らなかったのか…と後悔)
まだここまでお伝えしても実は寡黙な職人気質のとてもしゃべりにくいような方がやっているのか…と思ったかもしれませんが、若い店長の武内さんがひとなつっこい笑顔を振りまきながら接客してくれます。
こちらがお店のメニュー
うどんはもちろんのこと、予約をすれば手巻き寿司でも焼肉でもなんでもやってくれます。笑
そしてこちらが店内の内観。
うどん屋さんにも関わらず、日本酒がずらり!!
実は、店長の武内さんはこのお店を開く前は東京で酒屋さんで数年間働いていたのだとか。ということもあって、うどん屋さんには非常に珍しい利き酒師の資格を持つ人が日本酒を提供してくれるお店。
かつて勤めていた酒屋さんから仕入れる日本酒は、東北地方のお酒を中心に数種類をセレクト。
さわやかながらキレのよい酸味が特徴の秋田「ゆきの美人」、銘酒として名高い青森の「田酒」など、関西ではなかなかお見かけできないレアなお酒を武内さんのお酒同様さわやかな解説とともに楽しめます。
酒屋さんとのパイプも厚く、不定期で限定品などレアなお酒を飲むことができることもあるのだとか?笑
(私のようなお酒好きには何時間でも、何杯でもお酒が進んでしまうものすごいワンダーランド)
と、うどん屋さんなのに日本酒の話題ばかりをしていましたのでここからはうどんに話を移します。笑
今回はシンプルに釜たまうどん(650円)を注文。
ダシは本場香川から仕入れるカツオと昆布の合わせダシを使用。
ダシにはうるさい関西人にも心地よい味わいです。
コシがありながらも、小麦の薫りが楽しめる麺も香川から仕入れているとのことなので、本場の味を気軽に楽しむことができます。
がっつり食べたいという方はこちらのうどんカルボナーラがオススメ!
コシが強い麺とこってりとしたホワイトソースが絶妙に絡みあい、そして腹持ち抜群の逸品です!
ランチタイムはうどんをメインにお楽しみいただける武家さん。
夜は事前に電話で開いているか確認が必要ですが、うどん以外にもお酒にあった料理などもお楽しみいただけますよ。
(事前に、といっても行く30分前で十分大丈夫みたいです!笑)
前日までに電話をしておけば、外のスペースでバーベキューも
うどん屋さんとしてはもちろんのこと、気の合う仲間たちとパーティを楽しめる生駒では珍しい、非常に使い勝手のよいお店!
気さくな店長の雰囲気と民家を改築したという店舗の造りもあいまって、まるで親戚や友達の家でごはんを食べさせてもらっているかのような気軽な感じで楽しめます。
生駒No.1の入りにくさ。一度入ると生駒No.1の好感度のお店。
一度、試してみてはいかがでしょうか?
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【店舗情報】
udon cafe 武家
東生駒1-291-2-1
東生駒駅下車 南へ徒歩約5分
http://tabelog.com/nara/A2902/A290201/29009240/
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