明治期に建てられ、奈良市の登録有形文化財に登録されている「ぜいたく豆本舗本店」
全国の豆菓子や、懐かしい菓子などが並び、休日にはたくさんの観光客で賑わうお店でしたが今年の5月に閉店。
町家が軒を連ねていた頃の様子を伝える場所の活用方法がどのようになるのか…
と心配を集めていましたが、9月に建物跡にローソンがオープンしました
かつてのぜいたく豆本舗の外観をほぼそのままに(さすがにお店の看板は外されていますが…)、格子などといった町家ならではの構造は残されています。
LAWSONの看板も、青と白のものではなく、京都市内のローソンなどでみられるロゴマークを白地で描かれたものに。
下の写真は八坂神社の前のローソンのものですが、おそらくこちらをモデルにしたものなんでしょう。
ちなみに、こちらのローソンは京都市のキチガイじみた屋外広告物条例の中でも、京都らしさを表現し、かつ条例も遵守しているということで表されたものになっています。
かつての店舗を惜しみ、なんでここにコンビニが?
という言葉も聞こえますが、時代の流れとしては仕方のないことなんでしょう。
逆に、登録有形文化財の家屋を活かしたコンビニができたという意味では今後日本だけでなく、海外にも珍しい場所として注目される新たなランドマークになるのかもしれません。
ちなみに、もうぜいたく豆本舗の商品は買えないの?
と心配した方、ご安心を。ローソンの店舗で買うこともできるのでこれまで通りお土産を買うことはできますよ!
奈良へ寄った際には是非一度この珍しいローソンへ寄ってみてはいかがでしょうか?