突然ですが、あの巨匠・ビートたけしが絶賛するコロッケ屋さんが奈良の住宅街が立ち並ぶ富雄駅近くにあるのをご存知でしょうか?
ちなみに、「ここにコロッケ屋さんがある。」という情報を事前に調べていても、「えっ、ここだよね?」と何度も通り過ぎてしまうくらい見つけるのが難しい文字通りの隠れた名店です。
場所は富雄駅と学園前駅の間、りそな銀行の学園大和町支店が目印です。
りそな銀行のある交差点を北へ進み、右手にあるのですが…
一見すると、そもそもこんなところにごはん屋さんがあるの?
というくらい初見では見つけられないくらい、手前のホームセンターのひさしがお店をすっぽりと覆います。(目印はこのホームセンターです)
このホームセンターをくぐっていくと…
ありました、「つよしのコロッケ」の看板が。
看板だけを見るとどこにでもありそうな街中のコロッケ屋さんといった感じ。あの巨匠が本当に訪れたの?というくらい派手な印象はありません。
そして、こちらがお店の外観。ほのぼのとした看板と同様、温かみを感じさせる雰囲気。西欧の町外れにある小さなビストロを思わせる印象です。(実際、フランスの田舎をイメージして作ったようです)
そして、店内へ。店内はカウンター6席のみと非常に席数が少ないため、非常にアットホームな雰囲気。実際にフランスではこんな感じでこじんまりと経営されているお店があるんでしょうね〜
いつも訪れる時間帯はお客さんで埋まっているのでテイクアウトで買って帰るのですが、今回は空きがあったので店内でコロッケを楽しみます。
そしてこちらが店内(お店に迷惑がかからないよう、音の出ないアプリで撮ったらブレました…)
天井から稲穂が吊り下げられ、フランスのプロバンスを感じさせる趣のある調度品が並び店内に入るとより一層フランスのテイストを肌で感じ取ることができます。
店内で食べる場合の食事のメニューは「コロッケでごはん」(1,426円)ひとつ。飲み物は別途ジュースなどをオーダーすることができます。
コロッケは店内にあるコロッケから2つ選ぶことができ、雑穀のごはん、季節の一品、サラダなどがセットになっています。
そして、この「コロッケでごはん」なんですが、味だけでなく見た目でも魅了してくれるんです。こちらがそのコロッケでごはん
おおっ、これはなんという可愛らしさ!!おかずが木でできた棚で飾られているではないですが。おかずすら何か美術品のように見えてしまって食べるのが勿体無いくらいに思えてしまいます。
(あまりの美しさに、お店の人に許可をいただいて写真ばかり撮ってしまいました。笑)
まず、こちらがコロッケ。2つ選べるうち定番の肉入りポテトコロッケとお気に入りの海老クリームコロッケをオーダー。
揚げたピーマンとかぼちゃが彩りを添えます。
ふわっとした食感で、揚げ物といった感じを全く感じさせない海老クリームコロッケの中にはたっぷりとベシャメルソースが。エビスビールが思わず欲しくなるような濃厚で、また温かみのある味わいです。
こちらが季節の一品。中身は栗の入ったキッシュでした。
かわいらしい手作り雑貨のリアカーも。
どれも優しさの感じられる味わいで、おしゃれな見た目とともにもちろん味わいも絶品。
時間を忘れて、食べるのに夢中になってしまいました。
店内で食べる場合、11時30分、13時からは予約ができるそう。また、コロッケは持ち帰りも可能なのでこの美味しさをご自宅でも楽しむことができます。
あの巨匠 ・ビートたけしも唸った絶品のコロッケ。
他のお店では決して味わえない雰囲気と美味しさ。遠くから足を運んででも訪れる価値のあるお店です!
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つよしのコロッケ本舗
奈良市学園大和町1−1−1
11時30分〜16時(テイクアウトは11時〜19時)
日曜休
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