いよいよ奈良マラソンまで残りわずか。
本気で走る方は最終調整に、楽しみながら走ろうという方は「どこを観光しよう」と当日のことより前日やレース後の観光のことで頭がいっぱいなのではないでしょうか?
マラソンを楽しめれば調整で頑張ろうとも、観光のプランを練るのに頑張ろうとも楽しめればそれでよし。
ならまっぷの編集部的にはそんな風に考えています。
と、ここからは前日の流れや観光のスポットなど、レースに向けて不可欠な情報についてご紹介をして行きます。
受付方法
大会のゼッケンをもらうための受付。これを済ませないと、当日マラソンに出場することはできません。
(逆に走りたくなければゼッケンをもらわなければいいわけです。笑)
大阪マラソンなど大規模な大会であれば2日間にかけて行うものもありますが、奈良マラソンは前日の12月10日(土)のみ。10時〜20時の間に受付を行う必要があります。
持ち物は事前に郵送されるナンバーカードのみ。もし、前日都合が悪くなった場合などはこのナンバーカードを代理の人に持参してもらいエントリーを行うことも可能です。
受付場所はスタート地点である奈良電力鴻ノ池パーク(鴻ノ池陸上競技場)。
歩いていけないこともないですが、20〜30分ほど歩くので近鉄奈良駅からバスがオススメです。
なお、混雑自体はそれほどなくスムーズにエントリーができるので都合の良い時間に行けば大丈夫でしょう。
会場近くのオススメの観光スポット
受付場所の奈良電力鴻ノ池パーク(鴻ノ池陸上競技場)。
近鉄奈良駅から北に2キロほどの場所にあり、1キロほど歩くと東大寺などの奈良の定番の観光スポットがあります。せっかく奈良へ来たのだから、いろんなところを巡ってみたい。
そんな方もたくさんいらっしゃるかと思うので今回は観光スポットに焦点を当てて紹介をして行きたいと思います。(第二弾、第三弾でいろんな切り口から紹介する予定です)
東大寺
受付場所から近く、奈良へ訪れたことを実感できるスポットのひとつが東大寺です。
受付会場からは歩いて20分ほどの距離。
受付後、坂を下り法蓮中町の交差点を左に進んで行くとかつての東大寺への参詣道であった一条通を経て東大寺へと向かうことができます。
この一条通をまっすぐ進み、突き当たりにあるのが転害門
奈良で起きた2度の大火をくぐり抜け、平安期の面影を残す貴重な建物です。
受付会場から東大寺へ向かう際は、ぜひ一条通を経て巡ってみることをオススメしたいと思います。
春日大社
東大寺を訪れたあと、寺社仏閣を巡りたいという方にオススメのスポットが春日大社です。
世界遺産「古都奈良の文化財」のひとつとして指定されているこの神社。
春日山の原生林の中にある境内はとても自然豊か。境内には鹿が尻尾を振りながら歩いているほか、かつての植生をそのままに現代に伝えています。
様々なご利益を授かりたい。そんなランナーやランナーの応援をする方にオススメなのが若宮十五社巡り。
これは境内にある摂社15社を巡り、様々なご利益を授かることができるというもの。
芸能のご利益のある宗像神社のほか、金運上昇のご利益があるとされる神社など様々なご利益を得ることができますので、春日大社へお参りの際は若宮の十五社にもお参りしてみてはいかがでしょうか?
奈良公園
東大寺、春日大社とともに近場の観光スポットとして外せないのが奈良公園。
660ヘクタールもの広大な敷地に、鹿や木々、池や川など奈良の自然を満喫できるスポットです。
中でもオススメは写真の浮御堂。紅葉の時期は過ぎているので真っ赤に染まる光景は見ることができませんが、池の間に浮島のように浮かぶ建物は趣豊か。
ボートを漕いで楽しむこともできるので美しい浮御堂を水上から眺めることができるのも魅力のひとつです。(もっとも、寒い時期なので防寒はお忘れなく!)
歩けばいいとこ、たくさんあります
今回は受付会場近くの本当に定番の観光スポットを3つ紹介しました。
徒歩10分圏内には観光スポットは少ないですが、20〜30分ほど歩くことを厭わなければ結構いいスポットがたくさんあります。
ランナーの皆さんにとって、42.195kmを走り終えた後にこれだけ歩くのは辛いもの。
ですので、もし訪れるのであれば前日の受付後に走るのがいいかもしれませんね。笑
ちょっと歩けば名所にたくさん出会える奈良マラソン。
ぜひ、歩いて奈良の魅力を巡ってみてください!
(次回は旅に欠かせないグルメ編です)