生駒で根強い人気を誇るパン屋「Hanna」。2016年夏に移転オープンし、秋からはパンとともにティータイムを楽しめるカフェもオープンしました。
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駅から離れた閑静な住宅街にあるにも関わらず、多くのお客さんで賑わうこちらのお店。
他では味わえない絶妙な塩加減が特徴の塩パンや、菓子パンなどを出来立ての状態で味わうことができ、より最高の状態で楽しむことができます。
今回は地元の人はもちろんのこと、県外の方からも愛されるHannaに新しくできたカフェをご紹介します。
パン屋側とは対照的な屋根の色が特徴
Hannaのパン屋さんというと、遠くからでも目を引くオレンジ色の屋根が特徴。
南フランスのプロバンスを思わせるような色調は、看板よりも印象に残るといっても過言ではありません。
パン屋側の屋根とは対照的にカフェスペースの屋根の色目は控えめ。ロッジのようなアシンメトリーな形状が特徴的です。
周辺は住宅街ですが、このあたりの民家とも調和しています。もしこちらがパン屋側だとしたら気づかずに通り過ぎてしまうかもしれません。それくらい、周りと合った作りになっています。
和洋折衷なデザインが心を癒すカフェスペース
さて、ここからはカフェスペースへと入っていきます。パン屋さん、ということで洋風な内装に、洋風な家具が並ぶお店が多いですが、Hannaのカフェスペースはそのイメージとは異なる空間。
障子に格子窓という、禅のコンセプトを体現したような和室でくつろぐことができます。
窓の向こうには木々と池を眺めることができ、自然豊かな生駒ならではの空間が眼前に広がります。
パン屋さんということもあって石窯も。この辺りのディテールにこだわっているあたりも素敵です。
買ったパンも楽しめますが…絶品のサンドイッチがオススメ!
Hannaのカフェスペース。隣のパンスペースで買ったパンを持っていって食べることもできます。(ワンドリンクのオーダーが必要です)
オススメしたいのはこちら。温かい玉子焼きサンドイッチのセット(900円)です。
出来立ての玉子焼きを挟み込んだサンドイッチ、濃厚なコーンスープ、サラダ、デザート、そしてドリンクがセットになったもの。
デザートはりんご、柿、キウイ、ラフランスと盛りだくさん。もともとフルーツを使ったパンのメニューも多いお店ということもあって、みずみずしい果物を味わうことができます。
そしてこちらが温かい玉子焼きのサンドイッチ。パン、卵ともに非常に柔らかい食感。どちらも柔らかいので、しっかりと持っていないと落ちてしまうくらいの柔らかさが、このソフトな口触りを生み出しているのです。
また、味わいも濃厚な卵を使っているからか、黄身の旨味が口中に広がりとても深みのある味わい。
注文できるドリンクにはコーヒーや紅茶はもちろんのこと、オレンジジュースやチャイなども。
オレンジジュースは搾りたてのものを出していただけるので、搾りたてならではのフレッシュな味わいを楽しむことができます。
オレンジジュースを飲むことのできるカフェはたくさんありますが、搾りたてのものを味わえる場所というのはなかなかないはず。
パンと一緒にコーヒー、というのは鉄板の組み合わせですが、ここに来たらぜひオレンジジュースも味わってほしい!そう思うくらい素晴らしい味わい。一度飲めば、オレンジジュースという飲み物の概念が覆るかもしれません。
パン屋さんならではの絶品の味わいのパンとともに、ティータイムを満喫してみてはいかがでしょうか?
Hanna
生駒市生駒台北77
0743-74-8623
9時〜16時(15時30分ラストオーダー)
※パンのお求めは8時〜18時