絶品のラーメン!そして気まぐれな丼?!生駒 トリカヂイッパイ

食を評価する世界最高峰といっても過言ではない「ミシュラン ガイド」。
世界中に数え切れないほどあるレストランの中からほんの一握りのお店しか掲載されないこのガイドブックに調査員の方がオススメする店舗として掲載されたお店が、生駒にあるのをご存知でしょうか。

それも、わずかカウンター10席ほどの小さなラーメン屋が。

場所は近鉄生駒駅から北東へ1キロほど進んだ住宅街。

阪奈道路の生駒インターチェンジを降りて目の前、ローソンの向かい側にあります。

らあめん トリカヂイッパイです。

img_3279

かつてはこの場所にうどん屋があったのですが、2014年にうどん屋さんの跡地に新たにオープン。

カウンター10席ばかりの小さなお店です。

店内に入るとワンピースのキャラクターフィギュアが。なんでも、店長さんがワンピース好きということで店名もこの漫画にちなんで名付けられたようです。

img_3280

店内にはフィギュアが置かれていますが照明も明るく、清潔感もあり心地よい空間。

小さなお子様も店内にいましたが、接客も非常に親切で家族連れでも非常に入りやすいお店です。

鶏ガラをベースにした塩、しょうゆの2つのスープから選ぶことができます。

今回は塩ラーメンをチョイス。しばらくして出てきた塩ラーメンがこちら。

img_3283

器の底が見えるくらい澄んだスープに、白髪ねぎ。茶色いものが目立つラーメンにおいて、このクリアなスープはある意味異端でもあります。

昭和の味を思い出させる味わいと言いましょうか(といいつつ昭和をあまり知りませんが)、懐かしさも感じさせるような優しい味わいです。

なかでも絶品なのは鷄チャーシュー。

img_3282

脂身が少なく、淡白な味わいが多い鷄チャーシュー。お店によってはパサパサしていたりということも。お店によって非常に差が出る部分ではないでしょうか。

脂身の少ない鷄ならではのあっさりとした味わいを残しながら、本当に鶏肉なのか?とびっくりするくらい濃醇な旨味と柔らかな食感はまるで高級料亭に来たのかと錯覚するほどの上品な味わい。

この旨味の海に溺れていたい。この口の中から胃袋に収めてしまうのがもったいない。そう切なさを感じてしまうほどの素晴らしいチャーシューです。

ラーメンとともにオススメなのが、こちら。

img_3281

KIMAGUREDON(350円)

文字通り、気まぐれということでお肉が日によって変わるのだとか。

この日は豚肉の炙りチャーシューに温泉玉子という組み合わせの割とガシッとくる組み合わせでした。

この炙りチャーシュー、鶏のチャーシュー同様柔らかい食感が味わえるように下ごしらえがされています。

肉の旨味とともに柔らかさも楽しめるようになっているのは非常に素晴らしいです。

豪快な盛り付けや、他にはない濃さといった個性的な部分で注目を浴びることが多いラーメン屋さん。

そんなトレンドの中で、しっかりと手をかけ、シンプルだけど深みのある味わいを追求するトリカヂイッパイ。

ミシュランガイドの調査員の方がオススメするのも納得の一杯です。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする