奈良酒飲みある記 Vol.4 風の森 露葉風 純米大吟醸

奈良で醸される地酒、奈良で飲むことのできるお酒を紹介する「奈良酒飲みある記」。

今回はこれまで2回にわたって紹介してきた御所市・油長酒造の「風の森」から今期初めて発売となった奈良県産の酒米・露葉風を50パーセントまで精米した露葉風 純米大吟醸です。

これまでの風の森の特徴ともいえる無濾過無加水、

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酒米・露葉風の品質向上により実現!

風の森のなかでも露葉風を用いたお酒については以前にもこのなかで紹介をしました。

奈良にある美味しいお酒を紹介する奈良酒飲みある記。 前回は第一弾ということで、数ある奈良の地酒の中から最も美味しいと感じている「風の森...

このなかでも酒質が向上したと触れたのですが、今回新発売となった露葉風の純米大吟醸。酒米の品質向上が大きく関係しています。

というのも、これまで露葉風は低精米で旨味が出るお酒と言われ、磨いてしまうと露葉風の良さが消えてしまうということから磨かずに醸されることが多い酒米でした。

ところが、品種改良によって露葉風の酒米としての質が向上。50パーセントまで磨いても露葉風本来の旨味と磨きをかけることによって生まれるクリアな味わいを両立することができるようになったのです。

その結果生まれたのが今回の露葉風 純米大吟醸。このお酒の誕生の陰には、酒米の向上という点が欠かせないポイントなのです。

風の森本来の発泡感!重さを抑えたクリアな味わいを両立!

この露葉風 純米大吟醸。これまでの風の森同様、発泡感のある風の森らしさが感じられる華やかな味わいはそのままに、露葉風の持つ旨味はそのまま残された味わい。

この風の森の酒質と露葉風の持つ特長を残しつつ、クリアな味わいが加わり飲みやすさがさらに加わったお酒という印象です。

風の森を飲むうえで、同じ酒でも違いを感じることのできるポイントのひとつが発酵日数。

ちなみに、今回出荷されたタンクは33日熟成のお酒でした。

もうひとつ、今回発売されたばかりのラベル、会社名と住所の隣にこんなメッセージが。

きっと先日の凍てつくような寒さの中、一生懸命に瓶詰めをして出荷されたものなのでしょう。

こんなところにも、飲み手の心をグッと掴む造り手の思いが込められていました。

露葉風の純米大吟醸とは思えない価格帯

この風の森、露葉風の純米大吟醸。味はもちろんのこと、これまでの風の森のコンセプトでもある低価格で美味しいお酒を。

という風の森の設計思想をこのお酒にも反映。ほかの蔵の露葉風の純米大吟醸とくらべ500円以上安い価格帯で価格設定されており、純米大吟醸というお酒にも関わらず高いコストパフォーマンスを実現しています。

(酒屋さんいわく、こんな安かったら他の蔵の人泣いてまうわというくらい安い価格帯なのだとか)

高い酒質、そして高いコストパフォーマンス。全てを兼ね備えた油長酒造の新たなチャレンジ、ぜひ一度お試しください!

濃さ:★★

キレ :★★★★★

旨味:★★★★★

酸味 :★

飲みやすさ:★★★★★

プチプチ感:★★★★

コスパ:★★★★★

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