開花が遅いと言われた今年の奈良の桜。
4月3日に開花宣言が発表されて以降、暖かさとともに一気に開花が進みました。
昨年(2016年)と比べると11日遅い開花。そんなこともあってか今年の桜は遅いという印象が一層増したような気がします。
さて、そんなこんなでようやく見頃を迎えた奈良の桜。週末ということもあり、いつもの休日と比べてたくさんの人が奈良へ足を運んでいました。
数ある桜の名所の中から、今回紹介するのは藤原宮跡。平城京跡とならぶ奈良県内にかつて存在した唐をモデルにした都があったとされる場所です。
現在は平城宮跡と同様一帯は史跡として残されていますが、5つのゾーンに菜の花やコスモス、キバナコスモス、ハスなど季節ごとに色とりどりの大地のカーペットを楽しむことができます。
春といえば桜。とともに藤原宮跡では菜の花が一面に植えられており、桜と菜の花をともに楽しむことができるお花見スポットです。
桜と菜の花の共演!
藤原宮跡の美しさ。それは桜と菜の花がともに見頃を迎え、美しく咲く光景を楽しむことができること。
桜にピントを合わせ、菜の花をぼかしてみると…
まるで菜の花がカーペットのように見えます。(菜の花が植えられている場所には入ることができないので、ギリギリまで寄って撮りました)
およそ25,000平方米の敷地に、約250万本もの菜の花が植えられています。桜を見に来たのですが、この菜の花の咲く光景がこれはこれは壮観でして…。
気がつけば菜の花ばかりを追ってしまいそうになりました。笑
今度は菜の花にピントを当てて撮ってみたもの。菜の花にピントを当てても美しい写真を撮ることができます。
週末、そして雨も上がったということもあって数多くのカメラを持った人が。
ここにも海外から訪れたと思われる人がいたりでびっくりです。どこから情報を仕入れてこの場所を訪れたのでしょうか…。
さて、本日の桜の開花状況は写真のような状況。
前日の雨で花が落ちることもなく、引き続き見頃といえる状態でしょう。
ただ、少しばかり花が散り初めている木もあったので、藤原宮跡でお花見を楽しめるのはこれから数日程度と思われます。
背後にそびえる大和三山のひとつ、耳成山と桜井線の車両を背景に一面の菜の花畑。という構図も撮ることができます。(もはや桜の話ではありませんね
駅からは遠いので、車で訪れるのがオススメ
藤原宮跡ですが、近鉄・大和八木、耳成の両駅から普通のスピードで歩くと30分ほど。
お世辞にも近いとはいえない距離にあるので車で訪れるのが便利でしょう。
ちなみに、橿原神宮前駅では未来型のレンタカー・ミチモという電気自動車もあるので訪れた際は
こちらに乗ってめぐってみるのもオススメです。
桜、そして菜の花を楽しむことができる藤原宮跡。お花が好きな方にはぜひ訪れていただきたいオススメのスポットです!
————————————————–
藤原宮跡
奈良県橿原市醍醐町