季節は冬も終わりに近づき、もうすぐ春。
スーツの中にニットを着込み、コートなんか着てたら汗がたらたらと滴るくらい暖かく、というかもはや暑いくらいになってきました。
そんな中、今回ご紹介するのは秋の味覚のニュース
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6273679
奈良県内でマツタケの近縁種といわれる「バカマツタケ」という品種を人工栽培することに成功したのだそうです。
マツタケというと、人工栽培ができず、天然のものしかないため非常に価格が高騰してしまうもの。
でしたが、今回のこのバカマツタケの人工栽培によって松茸がより気軽に、そして安く手に入るかもしれません。
バカマツタケって何?
今回ニュースとなったバカマツタケ。
なんでバカなんて名前がついてるのか?
と非常に興味深い名前ですよね(笑)
なんで「バカ」がつくのかというと、本物のマツタケと違うものということもさることながら、本来アカマツの近くに生えるのがマツタケ。
ところが、バカマツタケに関しては雑木林の中に生えること、時期もマツタケとずれていることからバカという名前が頭についたのだそうです。
特徴としてはやや赤みを帯びているほか、本家マツタケと比べるとやや香りが強いのだそう。
さらに、マツタケに関しては香りが評価されますが、バカマツタケは香りだけでなく食感などの味そのものが評価されているのだそうです。
というわけで地域によってはバカマツタケ自体が非常に重宝されているのだとか。名前こそなんだか頼りなさそうですが、実はすごいマツタケの一種なんです。
4年越しの研究で栽培に成功!
ニュースによると、今回奈良県森林技術センターと整備機構森林総合研究所が2015年度から共同で「高級菌根性きのこの栽培技術」を研究しているなかで栽培に成功したのだとか。
今後はこれを県内の農家などに普及させていくのだそう。というわけで、うまくいけば奈良県がマツタケの人工栽培の産地になる、なんてことも夢ではないかもしれません。
4年越しで花を咲かせたバカマツタケの人工栽培。
食卓に気軽にマツタケが食べられる日がやってくるのか、今後に注目です!